放てば手に満てり。







音は、空気になって、色になって、食べてもないし舐めてもないのに味がしてくることもあるし、カタチはないのに不思議と匂いまで感じれちゃうこともある。
そのとき、その瞬間に、感じるものに、自分をからっぽにして解放してみると、いひひひひ!ってにんまり笑えるような欲とは違う、エゴのようなみっともない欲、のカタマリとか、いびつな感情とか、醜いぶちゃいくな気持ちとか、そーゆうの、脱ぎ捨てたくなる。ほいで、不思議とソレらを脱ぎ捨てられる気がしてきちゃう。どーやらわたしにとって、音楽は、脱皮作用があるみたいじゃよ。
にょろにょろろ〜ん。てなわけで、今夜も夜な夜な、部屋で大好きな音楽と戯れております。わたしの部屋は長方形の6畳で、ダンナさんだったひとには最後引っ越しの時、荷物を運び出した後、「ずいぶん部屋を乗っ取られてたんだねって感じだね」って苦笑されちゃったぐらい、わたしの荷物がなくなった部屋は、自分でもびっくりするほどすっからかんになっちゃって(笑)、そんぐらいの量のモノをそっから大事に運んできたわけであって、それが今の自分の部屋の壁に沿ってUの字に並んでて、ほいで真ん中の空いてる縦長のわずかなスペースにワタシはいつも生息してるわけで、夜寝るときになったら折りたたみのベッドを広げて寝て、朝になったらそれをたたんで、そんなわけでお部屋は友達に遊びに来てもらっても、3人以上だと定員オーバーになっちゃうし、そのうちの誰かひとりしか足を伸ばせまへん。たとえるならばそのぐらいの広さだけど、わたしにとっては、充分満足できる、くつろげる空間でありんす。
好きなもの、大事なもの、お気に入りのもの、いっぱいいっぱい、この部屋には詰め込んであるからかネ。
同じように、今日もいとしく思えてならないことをココロの空間みたいなところにもいっぱい詰め込んであるから、その空間がワタシを前向きにさせてくれているのだと思わずにはいられない、今日このごろ。なんか途中で話が脱線しちゃってなにを書き残しておきたいのかわからない日記になっちゃったや。うぅ、いつものことか。笑







今夜の晩酌のお供は、チョーヤの黒糖梅酒、とろりんちょ。