揚げる旗はカプリコ。

chocochip2011-04-28

ちょっと前に、こんなことをツイッターでぼそっとつぶやいたら、愛しのカプリコがますます愛しく思えたので今日の日記のタイトルにも引用してみる。


に、に、2ヶ月ぶりの はてなだいありー!!


すっごい久しぶりだけど、実は2月ぐらいから携帯のメモ帳にずっとちょいちょい書き溜めてた日記があったのでごじゃる。
今日は、それをそのまんまぺったんこしちゃう手抜き日記でごじゃるよ。
なかなか貼り付けることできなかった日記を、今頃ぺったんこ。
今だから ぺったんこ。
って、気づいたらもう4月も終わっちゃいそうだよ。はやい!
さっき読み返してみたら、すごい前のことみたいに思えて不思議だった。
懐かしくて、なんだか笑えた。
ぜんぶ今年の出来事なのにな。
ほんのちょっと前のことなのにね。




書き残しておきたい記憶を記録。




2月10日、もくようび。
晴れ。
江ノ島へ。


早起きして、すっぴんのままおうちを出発。
バスに乗って吉祥寺へ。
バスを降りてからは、るんるんし過ぎて思わずすれ違う人たちを突き飛ばしたくなっちゃうぐらいゴキゲンな足取りで歩き、ねぼすけくんを起こして、おでかけの支度。
歩きながら朝ごはんを食べたり飲んだりしたあと、電車に乗り、江ノ島に行く前に新宿に寄り道。
冷たい熱帯魚』とゆう名前の、ものすごい映画を観ました。
(参照:大阪の美容室のスタッフブログ
とんでもなく残酷で残忍で、救いようのないシーンだらけの映画なのに、なぜか不快な気分にならなかった。
血がブシュー!って噴き出してる殺人シーンで笑いがおきてしまう映画なんて、わたし初めて観ました。
でんでんさん演じる極悪非道な男・村田幸雄には、はちゃめちゃなことばかり言ってるのに、妙に納得させられてしまい、目を覆いたくなってしまうシーンも、なぜかちゃんと見なきゃ、この結末をちゃんと見届けなきゃって思わされてしまうのだ。
役者さん達全員の、役柄の嵌まりっぷりもすごかった。
この役は、この役者さんしかぜったい演じられないだろうって思わされるぐらいの嵌まりっぷり。
まばたきするのも忘れちゃうぐらい、まばたきどころか白目を剥いちゃいそうになりつつも、すんごい喰らいつくようにしてスクリーンを観た。
見終わったあとの、あの後味。不思議な歯切れのよさの後味。
映画館を出たあと、今まで味わったことのない余韻を頭の中でころころと転がして、余韻を楽しんだ。


映画の余韻にどっっぷりと浸りながら、新宿から江ノ島まで、小田急線で どんぷらこ。


1泊2日の江ノ島ぷち旅行。
最高にブッ飛んでる映画のおかげで、1日目の朝から、最高におもしろい時間を過ごせた。


江ノ島に到着して、川沿いにある素敵なカフェへ。
気づいたらもう4時近くで、二階の窓際の席から、ちょうど夕焼けが丸見えで、ほっこり気分で遅めのお昼ご飯。
おいしくてたのしくて、はしゃぎすぎててスープパスタのスープをテーブルに飛び散らかしてたことすら気づかなかったほど楽しかった。笑
窓から見える景色がゆっくりで、時間もゆっくり流れてる感じがした。


食べ終わってから、12月に買い逃してたトイストーリーのLEGOを買いにLEGOのお店へ。
限定商品だったらしく、残念なことに売り切れちゃってたけど、かわりにかわいい写真立てのLEGOを購入。
おそろいで持ってるハートのLEGOと同じシリーズ。あのねぇすごいかわいいの!
同じ通りにある雑貨屋さんでかわいいヘアターバンを見つけたあと、早めにお部屋にチェックイン。
海が丸見えなうえに、広くてきれいですてきなホテルだった。
さっそくお部屋でごろごろゆっくりくつろいだ。


夜、ずっと行ってみたかったお店、オッパーラへ。
この日の夜の、お楽しみだったのだ。
泊まったホテルが夜間も出入り自由なのと、オッパーラから歩いて5分ぐらいの距離だったこともあって、酔っぱらっても安心だし、席からは夜の江ノ島の景色が一望できて、ちょうどイベントがなにもなかったからお店も空いてて居心地もよくて、気持ちいい音楽がずっと流れてて、なんかもう最高だった。
あんなお店が歩いて行ける距離にあったら、もうしょっちゅう通っちゃうだろうな。


こんな照明が部屋にあったらいいなぁー。

ってパシャリ写真を撮ってたら、ん?



時計の針が、ちょうど4時20分で止まってた。
わざとなのかな。笑


って笑いながらビールを飲み、カレーを半分こ。
この日の夜はオッパーラでガッツリ飲み食いしながら夜更かししようと思ってたのだけど、ちょうどカレー以外のお食事メニューが急遽今日だけお休みとゆう日に来てしまったらしく、予定より早めにお店を出てコンビニでおつまみとお酒を大量に買い込んで、お部屋に戻った。
コンビニであんなにオカネを使ったのは初めてかもしれないってぐらい買い込んだなぁ。笑
ホテルのロビーに自由に使っていい製氷機があったので、遠慮なく使いこみ、気分がよかったので普段はあんまり飲まないウイスキーも一緒に呑ませてもらった。
いつものお酒も、旅行先で飲むと格別においしく感じるね。
ぷへーって美味しくお酒を味わいながら、携帯に入ってる音源を垂れ流したり、ドミューンを見たり。
ふたりでぺろぺろに酔っぱらって、ごきげんな夜だった。
すごい酔ったけど、うれしいことを言ってくれて泣きそうになったことだけはハッキリ覚えてる、ちゃっかり者のワタシ。笑



江ノ島、2日目。

朝起きたら雪まじりの雨ふり。
おそろいの寝巻。自分のぼっさぼさの寝ぐせがおもしろかった。
天気の悪さにもめげず、朝からハイテンション。
朝ご飯がおいしくて、焼きたてのパンとスクランブルエッグ、コロコロしててかわいいサイズの小さいハンバーグ、コーンスープとクラムチャウダーを、ふたりでお腹いっぱい食べた。
お部屋を出なきゃいけない時間ぎりぎりまでごろごろしてくつろいだ。
そういえばフロントにいたおねぇさんが、オコメちゃんにそっくりだったの!
びっくりしちゃうぐらい似てたの!笑



弁天橋を渡って、江ノ島をお散歩。
ぼったくりだよねコレ って、ぶーすか文句を言いながらエスカーに乗って、前から行ってみたかった岩屋の洞窟をめがけてぐんぐん歩いた。
波に浸食されてできあがった洞窟の中を、ろうそくで灯かりを燈しながら探検。
こどもに戻った気分になって、すごいわくわくした。
亀の形をしたおおきな石を発見。
名前は亀石とゆうらしい。そのまんますぎてウケた。笑
人けのない崖っぷちで、カラスの鳴きマネを大きな声で披露してたら、いつのまにかすぐそばにおじいちゃんと小さい男の子が歩いてて、思いっきり聞かれちゃってて恥ずかしかったのも楽しかった思い出。


少し休憩してから、新江ノ島水族館へ。
ウミガメに会えなかったのは残念だったけど、クラゲにはものすごく感動した。
えげつない特徴が書かれてる魚の説明文を読んで笑ったり、無心になって水槽を眺めたり。
水族館、ひさしぶりに行ったけど、やっぱりイイネ。
何時間ぐらいいたかな、すごい長居した気がする。
ぜんぜん飽きなかった。


夜ごはんを食べに、また弁天橋を渡って、定食屋さんで、どっこらしょ。
イカの丸焼き定食と海鮮丼と、ビールを注文。
寒いのと、ちょっと歩き疲れてることもあって、帰りはバスで藤沢駅まで。
12月と同じ帰り道。
バスの中で、このあいだは「今度行ってみたいね」って言いながら通ったオッパーラの前を、「また来ようね」って話しながら江ノ島にバイバイをした。


下北に寄り道。
ワルシャワとジェットセット。
大阪屋のたこやきと、ビールを買って帰宅。


夜、今まででいちばんひどいケンカをしてしまった。涙
せっかく仲良く楽しい旅行ができたのに、帰ってきた夜にケンカだなんて、なんて私たちらしいんだろうね。苦笑
感情的になりすぎて、暴言を吐いたり、人として最低なこともしてしまった。
朝、泣きながら仲直り。
ぼよんとした目で出勤。
夜、心配してくれて電話をくれた。
わたしにはもったいないぐらい優しいひとだと、つくづく思った。
いつもと同じ声に、安心して泣きそうになった。




2月14日、げつようび。

雪。雪。雪。
部屋の窓から、何度も雪景色を見た。
だいすきな人に、ハート型の『揚チョコっと』と、へなちょこなラッピングで包んである、少し早い お誕生日プレゼントを一緒にプレゼント。
中身はチョコレートよりも黒くて、チョコレートよりも大きいもの。
だいぶ前からこっそりと用意しておいたから、中身のものを早く見せたくて伝えたくてしょーもなかったけど、びっくりさせたかったから一生懸命ひみつにしてたのだ。だからやっと渡せたときは嬉しくて嬉しくて、そして喜んでもらえて、すごく嬉しかった。
付き合いはじめてから、初めてのバレンタイン。
(結局、今年が最初で最後になっちゃったけど(笑)
って笑えるようになったから、これを書き足してる今も笑ってる。ぷぷぷ。)



ビールとカルアミルク。ウイスキーの炭酸割り。
イカとセロリの和えものと、それから豚平焼き。
レコードをおつまみに夜更かし。
ブーだのコブ(コブタ)だの呼ばれては、大笑い。
次の日は、しあわせなあくび。




2月20日

池袋のbedへ。
ライブ全部は見れなかったけど、デモ音源が待ち遠しいTNHのかっこいいライブとケイボンがタクザさんちのチルちゃんと仲良く戯れながら遊んでる姿を見ることができて にんまり。
bedに入る前に空腹で飲んだお酒で酔っぱらってしまったせいで、いつもより人懐っこい人間になってしまい、知らない女の子や女の人にやたらと話しかけてた記憶が。きもかったなー、あたし。笑
話を聞いたら、かなりくねくねへろへろしてたらしいので、ほんとにキモかったと思う。笑


ほろ酔いで帰宅。



2月21日。

20日から21日に日付けが変わったら、「おめでとう」って言ってくれた。
ありがとう。
幸せすぎて、ちょっと照れた。
ケーキのかわりに、お気に入りの和菓子屋さんの いちご大福を食べた。
「いちごの雫」。甘い甘い、いちご大福。
ふだん甘いものを食べない彼も、すげぇおいしいって言いながら食べてくれた。
中本の塩タンメンは、やみつきになる味。
夜は、いつもよりちょこっとだけ贅沢なビールで乾杯をした。
ビールを選んでるときも楽しかった。


34歳のお誕生日。
すきなひとと一緒に過ごせて、めちゃくちゃ嬉しかった。
しあわせな34歳の1日目。


プレゼントをもらいました。


宝物になりました。


うれしくてうれしくて、首につけてもらったあと、自分で自分の首元を何枚も写真撮っちゃったぐらい(笑)そんぐらい嬉しかった。




2月24日。

おじやを作ったら、味が濃い目って言われちゃって、あちゃちゃーってなった。笑
でもおいしいって、おかわりしてくれた。


早く風邪が治りますように。




近くにいるのに、距離を感じた日。


次の日は、朝からケンカ。涙



2月26日。

恵比寿で優ちゃんとひろかちゃんと待ち合わせ。
居酒屋さんに着くなり、ふたりにお誕生日をお祝いしてもらえて、かわいいプレゼントまでプレゼントしてもらえてびっくりして目ん玉ぱちくり!
ほんとに嬉しかったよ、ありがとう!!
焼き鳥やら手羽先にしゃぶりつきながらビールをガブガブ。
おんなのこバナシで、ワイワイにゃあにゃあ。
酔いがまわってきたころ、エンジョイハウスへ。
気持ちいい音楽にゆらゆらしながら、みんなと朝までずっと飲んだくれた。
すっごい楽しかった。
テキーラ飲み過ぎて、朝、帰りの電車で突発的にこっそりと途中下車。
ひさしぶりにお酒で気持ち悪くなっちゃった。笑


吉祥寺で、牛丼と牛カルビ定食を買って待っててくれた。
酔っ払いながら、手をつないで帰宅。
いつも手をつなぐの嫌がるのにめずらしい!って思って次の日それを話したら、手をつないでくれたことは全然覚えてなくて、彼らしくて笑えた。
そおゆうところ、ほんとに憎めない。笑


寝て起きて、また寝て起きて、夕方頃には、ふたりとも元気になってた。
夜、チャーハンを作ってくれた。
たまごチャーハン、すごいおいしかったよ。



3月1日。

もにょごにょ、もにょごにょ。もにょごにょにょ。
4時間ちょいの長電話。
うそみたいな、ほんとのはなし。
からだが破裂しちゃいそうで、はちきれちゃいそうだった。
右耳の余韻。
今夜はaikoの『ニ時頃』聴きながら寝るねって、笑いながら言ったけど、悲しすぎて、ちっとも聴けなかった。笑
全然寝れそうになかったけど、寝て起きたら、寝て起きて日付が変わったら、いい方向に何かが変わるんじゃないかって思って、一生懸命目をつぶった。
目ざましが鳴るまでの3時間、たからものを、ぎゅーって握りながら、無理矢理眠った。



3月2日。

夜、嬉しい着信。
貸し切り深夜バス。
昨日の前の日までと、今までと、なんにも変わってないような、笑い声。
居心地のよさ。
DJ MUTAのMIXCDを聴かせてもらった。
Mr.Pugのラップがあまりにもかっこよくて、笑ってしまいました。
『Rough shiit 05』のMr.Pug氏も、めっっっちゃくちゃかっこいいけど、あれと同じぐらいぶちかまされた感が どっかーん!!
お酒飲みながら、音楽垂れ流して、あーだこ−だおしゃべり。
幸せな夜更かし。



3月5日。

めぐっぺと韓国料理を食べに、新大久保へ。
優ちゃんに教えてもらった『とんちゃん』に行きたかったんだけど、めちゃくちゃ混んでて、空腹をがまんできずに違うお店へ。


サムギョプサル!サムギョプサル!

トッポギもおいしかったなー!
今までずっとチューハイばっかり飲んでたけど、最近ビールのおいしさに目覚めてしまっためぐっぺは、わたしよりも早いペースで生ビールをぐびぐび飲んでた。笑
写真はジョッキ片手にゴキゲンな、愛しの めぐっぺ。
お腹いっぱいになったあと、ふたりでカラオケで歌いまくり、にんにくとキムチと、知らない人のタバコのにおいや居酒屋さんのにおいが混じったクサイ身体で帰宅。
電車の中でのわたしたち、ぜったい臭かったはず。。笑



夜、また嬉しい着信。
またもや深夜バスでおでかけ。
夜遅い時間だと10分ちょいで行けちゃう距離が、いつも嬉しかった。
すきなひとと音楽を聴きながら飲むビールは、ほんとにおいしい。
最近のお気に入りのおつまみは、鮭の「とば」と「あたりめ」。
あたりめには、辛子マヨネーズをつけて。


いつもみたいに、音と戯れながら夜更かし。
あいかわらずレコードは空気。
買ったばかりの音源やレコードを、未開封のまま好きな人のところに持って行って、一緒に聴くのが、楽しくて大好きだったナ。
それを運んでるときから、いつも、バスの中から、もう楽しかった。



3月10日。

朝、いつも目ざまし電話のときに声を聴けてたけど、夜の電話は久しぶり。
それなのに、また自分ひとりで先走っちゃったあげく煙を起こしてしまい、自己嫌悪。


あの日の夜も、あの日の夜だけじゃなくて、わたしはいつも、どうしていいかわからなくなっちゃうと、自分の気持ちばかり押し付けちゃってたなって、離れてみて、やっと気づいた。ものすごく反省。
後悔しても、もう遅いけど、彼が作ってくれた冷却期間の間に、気づいたこと、気づけたこと、いっぱいあった。



3月12日。

顔を見て、ちゃんと話をした日。
ほんとに、ちゃんと お別れを決めた日。


その話をしたあとも、それでも仲良く過ごせるふたりの関係が嬉しかった。
ほんとうに、ほんとうに彼と彼女ではなくなっちゃった日も、一緒にいれて楽しかった。うれしかった。


ビールとツインピークスで夜更かし。
次の日は、昼ごろ起きて、前から今度行ってみたいねって言ってたお店で、おいしいパスタとステーキ丼を食べて、そのあとぷらぷらお買いもの。
雑貨屋さんで、かわいいもの、かっこいいものをいっぱい見つけた。


吉祥寺は子供の頃から大好きな街だったけど、彼と一緒に歩くようになってから、いろんなお店を知ることが出来て、いろんな景色を見て、いろんな匂いを嗅いで、ますます好きになった街。





一旦家に帰って、夜、また嬉しい着信音。
会いに行く時のうれしさは、最初の頃とちっとも変わってないなって、すごく実感した日だったと思う。
大好物のホルモンを焼いてくれた。おいしい焼き飯も作ってくれた。
食べきるのがもったいなくて、タッパーに詰めて、次の日のお弁当に持って行った。
寝る前に、お灸をしてあげたら部屋中けむりでもくもくになっておもしろかった。





3月15日。

おいしい卵を届けたら、おいしいおいしい豚平焼きをつくってくれた。
どこのお店の豚平焼きよりも、わたしにとって、いちばんおいしい豚平焼き。
500ミリ缶のビールは直接飲むとぐびぐび飲み過ぎちゃって、重たくてずっしり酔うね。笑
気づいたらぐーすか寝ちゃってて、笑い声で目が覚めた。
わたしの顔を見て笑ってる。
なんで笑ってるんだろって、ねぼけながら鏡を見たら、おでこに「肉」、右のほっぺたに「ブー」、左のほっぺには「喰いしん坊」の落書きされていて、それを見て大笑い。
いまだにたまに顔を洗ってるとき思い出し笑いしちゃってるけど、いま、これを書いてても思い出し笑いしちゃう。あ、マッキーのにおいがしてきた。笑
あのね、ほんとにおもしろい顔になってたの!!
写真、撮っておけばよかったな。
あの落書きは、ほんとにわたしに似合いすぎてたと思う。笑
またいつか、肉だのブーだの、顔に落書きしてほしいな。
「もうしねーよ」って言われちゃいそうだけど。笑



3月16日。

あることがきっかけで、不安定な感情が、はみでちゃった日。
顔をみたら、もっとはみでちゃった。
あたしはまだ、ぜんぜん別れたことを、実感も自覚もできてなかったことに気づいた日。
それをもう、ぶつけちゃいけなかったのに、ぶつけちゃって、ほんとに悪いことをしちゃったと思う。
からだじゅう、ごめんねってゆう気持ちでいっぱいになった。
そんなみっともないわたしを、やさしく許してくれた。
どうして彼の前で、かっこわるい自分ばかり見せちゃうんだろう。
自己嫌悪のかたまり。


映画を観ながらごろごろしてたら、いつのまにか寝てて、鼻がくすぐったいのと同時に笑い声が聴こえて目が覚めたら、ティッシュのこよりでくすぐられてた。
時計見たら、明け方の4時ぐらいだった。
ねぼけながらも、くすぐったくて、へんなくしゃみがいっぱい出て、それがおかしくて、わたしも笑った。
彼に からかわれたり、いじられたり、おちょくられたりされるのが、いつもいつも楽しくて、いじめられるのが、だいすきだった。


次の日は、お昼頃まで熟睡。
起きたらお化粧がほとんど拭きとられててすっぴん顔になっててウケた。
まゆげを生やすように言われた。笑
近所の回転寿司屋さんで、一緒にお昼ごはんを食べた。


そして、鍵を ちゃんと返した日。
お気に入りのエックスガールのキーホルダーにぶらさげて、いつもお財布に入れてた鍵。
彼が付き合いだしてすぐに、プレゼントしてくれた鍵。
思い出いっぱいの鍵。
返したとたん、今まででいちばん別れたことを心で痛感した。
ものすごい喪失感に襲われた。
別れてからも鍵をずっと持たせてくれてた事に、ばかなわたしは、ほんの少し、まだヨリを戻せるかも知れないって期待しちゃってたけど、それは彼の優しさだったことに気付いた。
彼から返してってゆう言葉を言われてたら、あたしは間違いなく泣いていたと思う。
そんな彼に、ずっと甘えてしまっていた自分が情けない。ほんとに情けなくてはずかしい。
自分から、もっと潔く別れたことを受けとめなくちゃいけなかったのに。
最後ぐらい、いい彼女になってあげればよかった。
ごめんねだらけで、頭の中がぐちゃぐちゃになった日。



3月20日

ゆうべ、最後のラブレターみたいなメールを送った。
未練たらしいことを言うのは、もうやめようって決めたから送れたメール。


ものすごい偶然がいくつも重なって、知り合うことができたこと。
仲良くなれたこと。好きになれたこと。好きになってもらえたこと。
そおゆうの、ぜんぶぜんぶ嬉しく想う気持ちは、今もちっとも変わってない。
もう彼女じゃなくなっちゃった今も。
繋がりを大切にしたいってゆう気持ちがあるから、だからわたしも気持ちをシフトチェンジすることができたのかも知れない。
時間がかかっちゃって、ほんとにごめんね。
最初から最後まで、あたしはヘナチョコな彼女だったと思う。
わたしは彼に依存しちゃってたと思う。
求めてばかりで、彼の存在が何よりも大事で、一番になりすぎちゃってたことで、見えなくなっちゃってたこともいっぱいあったと思うし、彼からはいつもたくさん幸せのカタマリをもらっていたのに、それを大切に守れなかったのは、わたしに原因があるからだ。
やりたいことがいっぱいある中で、仕事も大変な毎日の中で、いっぱい一緒にいる時間をつくってくれた。
たくさんのことを抱えながら、わたしのこともちゃんと抱えてくれてた。
貴重なひとりの時間も、部屋にたくさん呼んでくれた。
呼んでくれるとうれしくて、何時だろうと喜んで会いに行った。
だけど、だからこそ、もっと自分から彼に時間をプレゼントしてあげればよかったと思う。
お互いが自分の時間をちゃんとそれぞれに過ごせるように。彼に甘えすぎないように。
なんですぐそばにいるときに気づけなかったんだろうって、後悔しても遅いけど、後悔は消えてくれないし、でも、消えてくれないのは、わたしが自分のだめなところを治すために必要な後悔だと思うから、消しちゃいけない気がする。
だから消さずに残しておく。
彼に依存しちゃってた自分のダメなところを治すために、ひとりでもだいじょうぶになるために。


7ヶ月と ちょこっと。
そばにいさせてもらえた時間。
一緒に過ごした時間。
なんでもない日も、わたしにとっては、なんでもない日なんて1日もなかったぐらい、幸せな時間ばかりだった。
あの夏の日の朝のこと。楽しすぎてひとりで一晩で空っぽにしたベイリーズの大瓶、その瓶に貼ってくれたかっこいいステッカー。いつのまにかリュックにつけてくれてたキーホルダー。上野発のパンダ号。細い路地にあった大きな石ころで遊んで、げらげら大笑いしたこと。夏と秋のにおいが混じってる空気の中を散歩した夜の公園、焼き鳥とビール。買ってきたばかりの大量のアナログを聴かせてくれた夜のこととか、冬のにおいがしてきた頃、出会ってからふたつめの、また新しい季節を一緒に迎えることができることが嬉しくてしょーもなかった日のこととか、一緒に台所に立ってお料理したときのこと、なにか作ってくれてるときに、そばでちょこちょこ覗いてはイイニオイに鼻をふがふがさせたこと、ポテトサラダを盛り付けたくて買った、お気に入りの木のお皿、いま頭の中に浮かんでくる景色とか会話とか表情とか匂い、感触、音、お香の煙とタバコの煙、黒いソファーでのうたた寝、わたしの部屋よりも似合っててすっかり馴染んでたシーちゃんとナンダベェ。たまに心配になっちゃうぐらいのおおきないびき。しあわせな寝がえり。いつのまにか天井にいたヤモリのこととか、一緒に観た映像や映画やドラマ、ベランダからの景色。ねぼけてるときの顔とか眠そうなときの声も、たまらなく好きだったこと、思い出せることぜんぶ文字にしたいクセに書いたらちょっとまだ泣けてきちゃいそうだから、これ以上書くのはやめておこう。
この日記を文字にして残すことができるようになるときがくるならば、きっと読み返しても泣かなくなった頃だろう。
って書き残したいんだか書き残したくないんだか、どっちなんだかね。笑



3月21日。

飲もうよ。うん。って、すぐに行ける距離に、こんなに一緒に飲むと楽しい存在のひとがいることが、素直に嬉しいと思えた。
元カレだからとか、すきだったひとだとか、そうゆうの抜きにしても。


録りたての、かっこいいデモ音源を少しだけ聴かせてくれた。
すっごいかっこよくて、わたしはひとりで興奮。
聴いてるとき、去年の5月に初めてライブを見たときのことを思い出した。
まだ録ってる最中らしく、「できあがったらCDRに焼いてちょーだい!聴かせて」って言ったら、すぐさま「聴かせねーよ」って言われた。
うう、、ほんとに聴かせてくれなさそうだな。。笑


ふたりして、すごい酔った。
でもちゃんと記憶はあるし、酔ってても、ちゃんとお米は炊けたよ。


気持ちに のりしろができた気がした。
今までとは少し違う気持ちで、おだやかな気持ちで顔を見ることができてるなぁって思った日。




3月24日。

いつか一緒に食べに行こうねって言っていた お店、『のろ』へ。
ビールと豚平焼き。豆腐サラダ。かいわれと豚トロがのってる「のろ焼きかいわれ」。トッピングにガーリックチップ。
〆のお料理に頼むには、大山地鶏もも焼きは、ちょっと重たすぎたけど、ゆず胡椒は最高だった。
それにしても食べ過ぎたね。笑
寝る前にコレを書いてる今も、まだお腹が苦しい。
まだ寝ないほうがいいのかな。
わたしの身体は心と違ってとても素直だから、食べたら食べた分すぐ身についちゃうんだもん。困った。笑
2時間ちょいで、ふたりで12杯。店員さんが笑ってた。


食べ終わる頃、嬉しい電話がかかってきてて、この日、いちばん嬉しそうな顔をしてた。
部屋に帰ってきてから、すごくいい空間に少しだけ同席させてもらえて、すごくいいワンシーンを見せてもらった。
自分のことみたく感動しちゃって、みんなで飲んだ瓶のハイネケンは、むちゃくちゃおいしく感じた。


お誕生日、おめでとう。
これからの人生に、楽しいこと、うれしいこと、幸せなこと、いっぱいいっぱい、てんこもりに訪れますように。
そして、彼の身近にいる人たちみんなにも、同じぐらい楽しいことやうれしいことが、いっぱいいっぱい訪れますように。




3月25日。

仕事帰りに嬉しい着信。
たのしい寄り道。
馬之助の赤ちょうちんは、見るたびに落ち着く。
お店の中には入ったことないけど、いつも目にするたびに、なんだか落ち着く。


ゆうべプレゼントしてもらってたブルーハーブのライヴDVDを観せてもらいながら、ビールをぐびぐび。
おつまみは相変わらずあたりめ。
わたしもすっかりやみつきだ。
昼間みんなで撮った写真を見せてくれた。
どれも良い写真で、眺めてるだけでにんまり。
他愛のないやりとり。
居心地のよさは、相変わらず。
ゆんわりした空気。



2ヶ月ぶりに、ipodが戻ってきた。
久しぶりにいじってみたら、めちゃくちゃかっこいい曲がいっぱい入ってて嬉しい悲鳴。
なにこれなにこれ!って聞いては教えてもらいながら、お布団の上で じったんばったん。
いい曲をたくさん教えてくれて、ありがとう。




って どんだけ長い日記を溜め込んでたんだろうね。笑



えっちらこっちらと、るんるんで運んだCDやカセットテープ、DVDやパジャマや洗顔セット、などを、またえっちらこっちらと自分の部屋にちゃんと持って帰り始めることができるようになったのは、カレンダーが4月になってからのこと。
別れたばっかりの頃は、悲しくてさびしくて、とても荷物を部屋から持ち出すことなんて、できなかった。
部屋に行っても、持って帰りたくなくて、ちっとも持って帰ろうとしてなかったもんな。。笑
今日はアレだけでもちゃんと持って帰ってこようって決めて行ったあの日も、ものすごいがんばって1番最初に手をつけたのは、歯ブラシ一本だけだったの。笑

たぶん、たしかきっと、いちばん最初に置かせてもらった、わたしの物だった気がする。
たった一本の歯ブラシなのに、いちばん軽いのに、いちばん重たく感じた。
このあいだ、この話をわぽーにしたら、鉄製の歯ブラシなんですか?どこを鍛えてるの?腕?歯?それとも歯ぐきですかみたいなこと言われて、電話で大笑いした。


ほんの半年ちょっとのあいだだけ自分の部屋になかっただけなのに、持って帰ってきて部屋に並べたりしてみたら、なんだかものすごく変な感じがした。
ぎこちなくて。せつなくて。どきどきした。
きっと、このCDもあのCDも、あのカセットテープもナンダベェも、わたしと同じで、あの部屋の居心地のよさが気に入っていたのだろう。
そのうち自分の部屋にまた馴染んでくれるのかな。
いつのまにか、ちょっこりと。






けり子さんのブログが、わたしは相変わらず好きで、けり子さんが綴る言葉と、けり子さんが描く絵がとても好き。
ハテナの☆をいくつつけても、足りないぐらいだ。
あの日に書かれている日記の言葉は、何度読んでも泣けちゃうし、あの日に書かれている日記の言葉には、とても心を真ん丸くさせられる。
そのけり子さんが言っていたように、私にとっても文字を書く事は、泣いたり笑ったりすることにすごく近くて、すごく似てる気がするなぁって、今日、こんなふうにだらだらとだけど気持ちや記憶を文字にしてあるものを読み返してみたりしたら、すごくそう思った。
いまはまだ、手を伸ばしたらすぐ近くにあるような記憶だけど、時間が経っていけば、どうしたってカラフルな記憶もモノクロになっちゃうことをわたしは知ってるし、あれ、これわたしの記憶だよねって自分に問いかけて、うん、そうだよって自問自答したくなっちゃうぐらい、手さぐりをして、ぎゅうーって掴みたくなることもあるだろう。そしてその記憶が恋しくなっちゃうこともわたしは知ってる。でもそれにすがりつくわけにもいかないから、だからここにこっそり書き残して、この画面の中でだけでもカラフルなままで残っててほしいから、穴を掘って埋めるみたいに、お気に入りの落書き帳に貼り付けて、大事に大事に、フタをする。
いいにおいのする玉手箱、いっちょできあがり。




平熱なら少し前にちゃんと取り戻した。
軌道修正。
変わらなきゃ。
擦り減らしてばかりじゃだめだから、いろんなものから新しいもん取り入れないと、みたいなことを、いつの日だったか彼が言ってた言葉を思い出す。
いつも、なにげなくいいことばを伝授してくれる彼と、あいかわらず仲良しでいられてることを、素直にうれしく思う。
わたしもいろんなものを自分に詰め込みたい。
最近は、ちゃんと自分と向き合ったりする時間もつくれてる。
たまにかっこ悪いぐらいあたふたしちゃったりして、ちんちくりんなのは相変わらずだけど。笑
主治医のほにゃららは、わたしがどんなにへなちょこな時でも、お薬みたいに栄養満点の言葉と笑いを処方してくれる。時には叱ってくれたり、厳しい言葉も言ってくれる。
いつもありがとう。
めぐっぺが書いてくれた貼り紙の効果もすごい。
貼り紙は、パソコンの横っちょに貼ってある。かわいいネコのイラストつき。
メールとかじゃなくて、あえて紙に書いてもらったの。
直筆なのがすごい効き目なのかもしれません。
やっぱりわたしはアナログにんげんなんだなぁと思う。



ここのところは、調子がいい。すこぶるいい。
なんでだかは、自分がいちばんよくわかってる。


いろんなことが滑らかになった気がする。
変わったことと、変わっていくことと、変わらないものが、仲良く入り混じってる感じ。
いい具合に。



とゆうことで、ほったらかしだったページを、ぼちぼちゆっくりとめくっていこうと思います。
今までと同じように、自分のあしあと帳みたいにして、いろんなことを、ここに書き記していこう。




うわー!!きもいぐらいに長い日記になっちゃった!!笑
日記って言っても、コピペだらけの、つぎはぎ日記だけど*
こんなに長ったらしい日記を貼り付けたら、なんだか病んでるひとみたいでおもしろいね。笑




最後に。
あの日作ってもらったお気に入りのねこ写真を貼り付けて、日記と一緒に真空パック


にゃあー!